陸奥圓明流外伝 修羅の刻

作者 | 川原正敏 |
掲載誌 | 月刊少年マガジン |
掲載期間 | 1989年7月号~連載中※ |
話数 | 全ー話 |
巻数 | 既刊19巻 |
設定 | ★★★★★ |
キャラ | ★★★★ |
ネーム | ★★★★★ |
画力 | ★★★ |
『心配するな 五文以上のはたらきはしないさ…』
作品解説
陸奥一族の陸奥八雲が、腹が空き山茶屋で麦飯を食べていると、若侍が何者かに追われ林の中から現れる。若侍が追っての刺客に斬られそうになるところを助けたのは宮本武蔵だった。武蔵は用心棒になるよう頼まれるがこれを断り、代わりに、一瞬でその腕の凄さを見抜いた上で、八雲を推挙した。文無しであった八雲は山茶屋の勘定5文を払ってくれることを条件に、実は女だった若侍・吉祥丸の用心棒になる。吉祥丸が外に出歩いていると柳生兵馬が率いる新たな刺客に囲まれるも、八雲は簡単にこれを倒し、5文ぶんの働きはしたと去るのであった。
自身の大ヒット作『修羅の門』のスピンオフ作品。念願だったが、少年誌では敬遠されがちな時代物を、ヒット作に結び付けて展開するという閃きから生まれた時代物漫画。それだけに、時代物好きが高じて陸奥が全然活躍しないシリーズもある。しかし、これによって本編も見事に立体化されるあたりに、作者の天才的な構成力が感じられる。
愛蔵版 | 文庫版 |
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既刊5巻 | 既刊9巻 |
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