60億のシラミ
作者 | 飯森広一 |
掲載誌 | 月刊少年チャンピオン |
掲載期間 | 1978年7月号~1980年12月号 |
話数 | 全30話 |
巻数 | 全5巻 |
設定 | ★★★ |
キャラ | ★ |
ネーム | ★★★ |
画力 | ★★★ |
『そうだ 人間という動物に なにか 危機がせまっているんだ』
作品解説
真夏だというのに大雪に見舞われている日本で、動物園の園長をしている八洲は、夏休みなのにお客が全く来ないことで頭を悩ませていた。仕方なく休園を決めた八洲だったが、そこに自分の子供が生まれたと連絡が入る。ただ事ではない様子に慌てて妻のいる病院へ向かった八洲だったが、そこには普通よりの少し大きい元気な赤ちゃんと無事出産を終えた妻がいた。しかしその後、実は九つ子として生まれており他の八人は未熟児で死亡していたことを医者に伝えられた。夏の大雪や、自分の身に起きた異常な多産を経験した八洲は、地球に何か起こっているのではないかと思い始めるのであった。
地球が氷河期に向かっているという危機を描いたサスペンス漫画。現在の目で見ると、まったく逆のこと(温暖化)が起こっているのだが、地球規模で危機が来ているというのは当時よりも現実感がある。
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