江戸忍稼業 もののて

作者宮島礼吏
掲載誌週刊少年マガジン
掲載期間2016年37・38号~2017年2・3号
話数全18話
巻数全3巻
設定★★★
キャラ ★★★
ネーム★★
画力★★★

『何が悪いかなんて あんたにわかるのか?』

作品解説

江戸時代、医者を志す旅の娘・おこたは、借金取りの片棒を担いでいる男・皆焼が、左右の手が逆についていることに衝撃を受ける。その後、するどい爪で人を殺すという噂のある“もののて”が現れたということで街の人々は逃げ出すのだが、逃げ遅れたおこたは皆焼に捕らえられてしまう。しかし実は、もののてというのは山賊が変装した姿で、その山賊は逃げた人が置いていった金銀を取り、逃げ遅れたおこたは捕らえて遊郭に売り渡そうとしていた。お金の契約でその片棒を担いでいた皆焼は、おこたからお金を払うから逃がして欲しいという依頼を受ける。その依頼を受けた皆焼は、左右逆の手で刀を何本も自在に操り、その山賊を壊滅させてしまう。噂のもののての本当の姿は皆焼のことであり、更には忍である皆焼は、上からの命令で潜入捜査を命じられて片棒を担いでいたのだった。そうして出会った二人は、一緒に旅をすることになるのであった。
江戸時代を舞台にした時代物アクション漫画。左右の手が逆についているというのが主人公の特徴なのだが、思った以上に見た目のインパクト(悪い意味で)がある。

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