銀翼つばさ

作者立原あゆみ
掲載誌週刊少年チャンピオン
掲載期間1997年21号~1997年29号
話数全8話
巻数全1巻
設定★★★
キャラ ★★★
ネーム★★★★
画力★★★

『集団の決定を 自己の決定と勘ちがいしていたかもしれない』

作品解説

太平洋戦争末期、渋沢大助伍長ら5人が、明後日に出撃する特攻隊を志願する。出撃する前に三角兵舎で出撃までの時間を過ごすことになった大助は、母親に会いに行くのだが、特攻隊に出るということは言えなかった。他の隊員たちもそれぞれの時間を過ごしていたのだが、戦局の状況により出撃が1日前倒しとなる。いろいろな思いを胸に出撃した大助だったが、機体の故障によって燃料が漏れており、上官から帰還を命じられる。仕方なく帰還した大助だったが、一緒に出撃した他の隊員たちは死んでしまった報告を受ける。大助は、再度の出撃に備えて、別の隊員たちとまた不毛な時間を過ごすことになるのであった。
特攻隊に出願した隊員を主人公とした戦争漫画。単純な美談にしてたり、当時のメンタリティなども考慮されており、なかなか重い内容となっている。

関連作品連想作品ゼロの白鷹
前作次作