あだち勉物語　あだち充を漫画家にした男

昭和45年、働きながら漫画を描いていた16歳のありま猛は、あだちつとむの『ベンキくん』という漫画に衝撃を受け、自分の漫画原稿をあだちつとむに郵送する。すると後日、つとむからまさかの批評と修正つきの返信があり、その後もやりとりを続ける中で、つとむからからの遊びに来たらという手紙を真に受けたありまはつとむを訪ねる。ありまは、弟のあだち充と共同生活をして漫画を描いていたあだちつとむにそのまま弟子入りして、アシスタントとして働くことになる。それから、ありまは破天荒の兄・つとむと天才的な絵の上手い弟・充に衝撃を受ける毎日をおくるのであった。
国民的人気漫画家の知られざる兄の在りし日を描いた昔エッセイ漫画。