マリーグレイブ

人間界と魔界が同じ大陸にあった昔、ライズマン・ソーヤーは、一人で夜に出歩いているときにゴブリンたちに囲まれて絶体絶命のピンチだった。その時、突然空中から手が現れて、ソーヤーを引っ張りこんで助けてくれる。そこは、魔法で魔物たちには見えなくした教会であり、生き残った人々はそこで暮らしていた。ソーヤーは、死んでしまった妻を生き返らせるために、死者のレシピに書いてある“古代竜の骨”を探している旅の途中だったのだが、その教会には偶然にも“古代竜の骨”があった。しかし、その時、ゴブリンが人間に擬態して教会内に入ってきてしまい、教会の人々を食い始めた。ソーヤーを助けたマリアは、そのゴブリンを倒すために最大の魔法を使おうとするのだが、そのゴブリンに事前に防がれてしまう。しかし、その魔法のかけらを食べたソーヤーは、魔法を復活させてそのゴブリンに食らわして倒すのだった。実はソーヤーは、妻の命と引き換えに生き返った不死者であり、今度は自分が妻を生き返らせるために、レシピの材料を探して旅しているのだった。
ゾンビが主人公のファンタジーアクション漫画。主人公が死なない体質なので、バトル場面にハラハラ感がない。