スーパー巨人

作者 | 森村たつお |
原作者 | 滝沢解 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
掲載期間 | 1977年44号~1978年39号 |
話数 | 全47話 |
巻数 | 全5巻 |
設定 | ★★★ |
キャラ | ★★ |
ネーム | ★★★ |
画力 | ★★ |
『このままいけばすべてのコンピューターがウソをつきはじめ 日本中がメチャクチャになってしまう』
作品解説
凝り性の本田工作は、約3年間かけてやっと自分のマイコンを完成させた。早速動かして、自分の名前をコンピューターがちゃんと答えたりすることに満足していた工作だったが、マイコンにダンという名前をつけようとすると、コンピューターが勝手に動き出し「ワタシハZ6313Aダ」と画面に映し出される。そして、すべてのコンピューターを支配しているというスーパー巨人に逆らうなと警告を発するのだった。わけがわからない工作だったが、自分のマイコンに勝手にプログラミングされたことに対抗しようとしていると、突如発生した大量のゴキブリに両親が襲われる。しかし、それはゴキブリに似せた小さな機械であることがわかる。それから、工作はすべてのコンピューターを自在に操れるスーパー巨人という謎の敵に標的にされるのだった。
人類にコンピューターが戦いを仕掛けるという早すぎた設定の作品。マイコンという言葉が時代を感じさせるが、すべてのコンピューターを支配して新幹線とかも人間の意思どおりに動かせなくするという敵は、この時代には絵空事な設定だと思うが、ネットの発達した現代からみるとリアルに感じる。『トロン』よりも先に、人間が回路の中に入っていくという発想をしているのは凄い。
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前作 | ー | 次作 | 『がっぷ力丸』 |
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