人形草紙 あやつり左近
作者 | 小畑健 |
原作者 | 写楽麿 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
掲載期間 | 1995年23号~1996年1号 |
話数 | 全30話 |
巻数 | 全4巻 |
設定 | ★★★ |
キャラ | ★★★ |
ネーム | ★★ |
画力 | ★★★★★ |
『今からそのカラクリを解き明かしましょう』
作品解説
文楽人形師の家に生まれた橘左近は、常に右近という人形を手にしている。左近は無口だが、腹話術でしゃべる右近は全く別の性格だった。そんな左近が、旅の途中でたまたま知り合った女性のつてで、女性が出席する同窓会の会場となる、今は廃墟の古い校舎に招かれる。そこには小学校時代に人形劇クラブに所属していた同級生が集められていたのだが、不審な連絡があったということで駆けつけた警官によって、これが、誰かが仕組んだことだと判明する。そのうちに、一人が帰ろうとすると用意周到に張り巡られた罠によって死んでしまう。それを機に次々と殺人が起きて、左近は右近とともに犯人の推理を始めるのであった。
ブームになっていたミステリー漫画のジャンプ連載作品。後追いの宿命で、何か違った設定を付加させずにはおれないのだろうが、腹話術師である必然はなかった。そっちの異常さが気になって謎解きに集中できない。
文庫版 |
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全3巻 |
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