将太の寿司

作者 寺沢大介
掲載誌マガジンSPECIAL→
週刊少年マガジン
掲載期間1991年No.12~1992年No.4
1992年37号~1997年18号
話数全224話
巻数全27巻
設定★★★
キャラ ★★★
ネーム★★★★
画力★★★★

『どんな名人上手の作る料理でも… 今の将太の握る寿司より感動させる食い物はめったにねえぞ…!!』

作品解説

北海道の小樽の中学3年生・関口将太の実家は「巴寿司」という寿司店を営んでいたが、巨大チェーン店の「笹寿司」による度重なる嫌がらせのせいで最低の材料しか手に入らず、店は廃れていた。将太は笹寿司の鼻をあかすために「寿司握りコンテスト」の出場を父・源治に提案し、源治はネタを獲るために漁船に乗り込むが、笹寿司の謀略による転覆で重傷を負う。代わりにコンテストに出場した将太は、東京の名店「鳳寿司」の親方である鳳征五郎に職人としての心がけを認められ、一人前の寿司職人になるため単身東京へ向かうのだった。
当初は鳳寿司で修行中の将太の1話完結型の人情ドラマだったのだが、本誌連載から仕切りなおし、新たな物語となっているグルメ漫画。料理全般ではなく寿司に限定しているので、作者は展開やネタが大変だったろうが、そこが新鮮で薀蓄にも深みが出た。

関連作品将太の寿司 全国大会編
『将太の寿司2』
連想作品美味パラダイス
前作WARASHI次作将太の寿司 全国大会編
KCSP版 文庫版
全14巻 全14巻