新約「巨人の星」 花形

作者村上よしゆき
原作者梶原一騎/川崎のぼる
掲載誌週刊少年マガジン
掲載期間2006年36・37号~2011年4・5号
話数全192話
巻数全22巻
設定★★★
キャラ ★★★★
ネーム★★★
画力★★★★

『廃部でも別に野球できない訳じゃないだろ…? 要は野球が…好きかどうかだろ?』

作品解説

リトルリーグで活躍していた花形満は、肩を壊して治療をしていたが、完治して晴れ晴れしい気持ちで中学校に入学する。早速、グランドのマウンドに立つ花形だったが、グランドは荒れ放題で、野球部はキャプテンが使い走りになっているようなヤンキーのたまり場と化していた。その状況に怒った花形は、野球で先輩達と勝負することを提案する。花形の速球に手の出ない先輩だったが、二球目を投げようとした花形は肩に激痛が走り、以後投げられなくなってしまう。その様子を見ていた野球部の黒沢は、花形に野球をあきらめるように促すのだが、花形はバッターとして黒沢に勝負を挑む。花形よりも速い球を投げる黒沢に対し、ピッチャーフライの当たりではあるが、花形はバットに当てることができた。それ以降、花形を中心に野球部が変わっていくのだった。
名作『巨人の星』をリニューアルした野球漫画。主人公をライバルだった花形満に変更し、設定を現代に置き換える形になっている。作者のデビュー作。

関連作品巨人の星連想作品Base Boys
前作次作ラクゴモン。