声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている

失声症で声の出せない真白音が転校してくるのだが、最初のうちはみんなも声をかけてくるが、筆談の面倒さに次第にみんな遠ざかっていった。そんな中、無愛想な心崎菊乃だけが真白に話しかけてくる。真白は、真白の考えていることを察してくれるかのように声が出なくても普通に接してくれる菊乃のことを、とても優しい人だと思っているのだが、実は菊乃は心の声が聞こえるという特殊な能力を持っていたのだった。

・しゃべれない人と心の中がわかる能力を持っている人で、会話にならない心の機微を描いている
・コミックの想定が、主人公の持っているスケッチブック的になっている