ロケットでつきぬけろ！

バイト先のレーシング場でカートを始めて5日しかたっていない春田ミチオは、伝説のレーサー・赤木が過去に出したコースレコードを追い抜いたと自慢していた。誰も信じてくれない中、レーシング場に通っている小金井修平と仲良くなったミチオは、小金井が他のレーサーにわざとぶつけられているのを見て怒る。カートに乗って、その連中との勝負を始めたミチオは、素人とは思えない果敢なドライビングで、かなり速いはずのそのレーサーといい勝負をする。最終的には、コーナーを周りながらそのレーサーを拳で殴るという離れ業をやってのけ、周りを唖然とさせるのであった。
カートから始まりF1までたどりつくはずだった（実際には超展開で辿りついてはいる）モーター漫画。枠線が黒線で描かれているのが特徴。作者のデビュー作。