らすときす

作者 | 中島あきら |
掲載誌 | 別冊少年マガジン |
掲載期間 | 2020年4月号~2021年5月号 |
話数 | 全12話 |
巻数 | 全2巻 |
設定 | ★★ |
キャラ | ★★ |
ネーム | ★ |
画力 | ★★ |
『俺は ただ息を吸う理由が欲しいだけなんだ』
作品解説
生まれつき鼻が犬並みに匂い敏感な犬神希巣は、街中にあふれる臭い匂いに普通に生活することすらままならなかった。常に鼻に栓をしてマスクをしている希巣だったが、消臭剤などで常に気遣ってくれて一緒に暮らしている祖父の前だけはマスクを取ることができた。そんな希巣の前に突然変な女が現れたと思いきや、異常な匂いを感じた希巣が階下にいってみると、祖父が別の変な女に襲われていた。すると、変な女同士でバトルが始まり、祖父を襲っていた女は逃げ出す。残った女・才見キョウによれば、祖父を襲っていたのは“オデュール”と呼ばれる人間を襲うバケモノであり、才見はそのオデュールを倒す組織の人間だという。そしてオデュールは、キスをすることで退治することができることを知らされる。祖父を殺された希巣は、姿を消すことができるオデュールを匂いだけで追い、そしてキスをすることで退治するのだった。
キスをすることでバケモノを退治するという設定のバトル漫画。匂いに敏感な主人公とか、キスで倒すとか、突飛な設定をまぶしてある割には、その設定をあまり活かした展開にはなっていないので、余計な設定に見えてしまう。
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