ヒットマン

講談社の就職活動に訪れていた剣埼龍之介は、最終面接の直前に見知らぬ漫画のネームを拾い読んだところ、とても面白かったので、それを奪うようにとっていった小鳥遊翼に伝える。面接では変な回答をしてしまい、確実に落ちたと思っていた龍之介だったが、なぜか入社となり、週刊少年マガジン編集部に配属される。新人の持ち込み原稿の電話を受けた人間が担当者になれると聞いた龍之介は、早速、持ち込みの電話を受けて持ち込みの作家とアポを取る。その作家は、面接の日に会った翼であり、龍之介が面白いといった一言で本格的に漫画家を目指すことにしたのだという。持ち込んだ漫画も龍之介にとってはとても面白い作品だったのだが、他の編集者から見ればその作品は全く面白くはないという評価だった。それでもあきらめない龍之介は、翼を人気作家にするために奔走するのであった。
漫画の編集部を舞台にした漫画家漫画。