フォーナが走る

作者 | 小山田いく |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
掲載期間 | 1990年33号~1991年18号 |
話数 | 全38話 |
巻数 | 全4巻 |
設定 | ★★★★ |
キャラ | ★★★ |
ネーム | ★★★★ |
画力 | ★★★ |
『東京…変だよ 変だ… 人が人とも動物とも樹とも話をしねえ 樹も動物も話もしねえで変わってく…』
作品解説
生物資源局の布尾七樹は、変異したコウモリの巣を探して東京の街を走っていた。高校のすぐそばに巣を発見した七樹が巣に入ると、コウモリが襲ってきて噛み付いてきた。逃げた七樹がたどり着いたのは高校の地下室で、そこにはたまたま生徒二人がいて巻き添えにしてしまう。女生徒の小此木がコウモリの超音波を発生させる装置を急遽製作したおかげで、なんとか無事に外にでることができるのだった。実は、東京に住む生物達に変異が起こっており、人間を襲ったり生態系を大きく乱す恐れがあり、布尾七樹は、それを捕獲、駆逐、研究している機関の一員なのであった。
生物達が変異していて、それを駆逐している男が主人公のアクション漫画。環境破壊などに警鐘を鳴らし、時には説教臭くなることもある作者が、漫画(娯楽)としても面白い設定としてその主張をうまく落とし込んでいる。
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