魔女の守人

バーン市国では、城壁の周りにいるイビルを倒す唯一の力を持った魔女は、絶大なる力と信頼を持っていた。そんな魔女・マナスファに仕えることになった騎士ファフナは、自身でイビルを倒せるほどの力を持ちたいと思い日々鍛錬をしているのだが、力を持っていることで高圧的に振る舞うマナスファのことを快く思っていなかった。そんなある日、司祭に呼び出されたファフナは、マナスファの殺害を命ぜられる。実は、魔女とは人工的に作られた女性であり、そのために埋めたイビルの力によっていつかはイビルそのものになってしまうことを宿命されている存在であり、そうなる前に命を絶つことが騎士の本来の務めであることを知らされる。マナスファが普通の女の子みたいに生きたいと願っていることを知っているファフナは、魔女として殺すことができずに、逆にマナスファを他の刺客から守ってしまう。そうして、ファフナとマナスファは国を抜け出して、逃亡生活に入ることになるのであった。
魔女を普通の人に戻すというのが目的のファンタジー冒険漫画。