バニラスパイダー
作者 | 阿部洋一 |
掲載誌 | 別冊少年マガジン |
掲載期間 | 2009年創刊号~2010年12月号 |
話数 | 全15話 |
巻数 | 全3巻 |
設定 | ★★★★ |
キャラ | ★★★ |
ネーム | ★★★ |
画力 | ★★★ |
『だからまず カタチを定めないと自信なんて…』
作品解説
ある日、町の空一面を覆うほどの巨大な蜘蛛の巣が出現したのだが、特に目立った被害も見られないことから、いつしか関心は薄れて町の風景の一部となっていた。そんな中、自動ドアも認識しない影の薄い高校生の雨留ツツジは異形の怪物が人間を食い殺す現場を幾度か目撃する。しかし、誰にも相談できないまま日々を送っていたツツジは、ある日、津田と名乗る謎の男にいきなり拉致される。津田の正体は宇宙人であり、蜘蛛の巣は別の宇宙人の宇宙船であり、上陸したその宇宙人たちは人間に寄生して社会に紛れ込み、密かに人間を捕食していることをツツジは教えられる。光合成が必要な津田は、蜘蛛の巣の宇宙人に困っており、存在感のないツツジに目をつけて、その宇宙人たちを倒して欲しいと願い出るのだった。ツツジの想い焦がれている水野さんにも捕食の危機が迫っていることを知り、ツツジは津田から蛇口状の武器をもらって戦うことを決意するのであった。
宇宙人からの侵略を防ぐ為に戦うSFサスペンス漫画。水道の蛇口の形が好きだからという理由で、蛇口を武器にするという発想からして非常に個性的な感性を持った作者の独特な絵で展開される作品。
関連作品 | ー | 連想作品 | ー |
前作 | ー | 次作 | 『橙は、半透明に二度寝する』 |
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