ハレンチ学園

作者 永井豪
掲載誌週刊少年ジャンプ
掲載期間1968年11号~1971年7号
1972年1号~1972年41号
話数全119話
巻数全13巻
設定★★★★★
キャラ ★★★★
ネーム★★★★
画力★★★

『なんだあいつら ぬぐほどきてねーじゃねーかー バカ』

作品解説

ハレンチ学園は、変わった教師たちばかりいる少し変わった学校だった。そこに山岸八十八や柳生みつ子が入学してきて、すぐに従わせようとする教師たちと、過激な仕返しや痛烈ないたずらなどで対抗していた。それが次第にエスカレートしていく。
少年漫画にもエロの需要があるということを知らしめた作品。当時の作者は若かったこともあり、他の漫画家よりも読者との距離が非常に近い所にいて、だからこそ読者の願望(スカートめくりや教師への不満)と作品がリンクして大ヒットしたのだろう。作者の学校や先生への病的なまでの不信感が、漫画史上に語り継がれるラスト(第一部)を生んだ。
記念すべきジャンプ・コミックスの最初の作品のうちの一つ(ナンバーとしても1番目にあたる)。背表紙のジャンプマークや青地に集英社など、基本的なデザインは現在のジャンプ・コミックスにも受け継がれており、カバー裏の作者コメントも変わっていない。最後には作品に対する著名人のコメントがのっており、この作品では評論家の阿部進がコメントしている。

関連作品連想作品
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KCSP版 文庫版 小池書院版 愛蔵版
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