XEVEC

作者下内遼太
原作者bose
掲載誌週刊少年マガジン
掲載期間2020年11号~2020年34号
話数全22話
巻数全3巻
設定★★★
キャラ ★★
ネーム★★
画力★★★

『“正しさ”を大切になさい そうすればルールは いつだってあなたの味方』

作品解説

2057年、超法治都市へミスフィアにやってきた女子高生・深月は、電車の中で盗撮をされたのだが、その相手はそれを認めようとしなかった。そこで深月は、XEVECシステムを発動させ、あらゆる観点から盗撮の証拠を突きつけてその男を有罪と認めさせて、自らの手で罰を与える。XEVECシステムのおかげで、その場ですぐに証拠などを確認でき、その場で罪の立証、厳罰まで決められる都市となっていた。そんな都市で深月が約束していた姉の家に行くと、姉が無残にも死体となっていた。そこに突然現れた眼帯の男たちのXEVECによって、姉を殺した殺人犯とされた深月は、実質の死刑を言い渡されるが、そこを助けたのは外法屋と呼ばれるクドウ鎮馬だった。前にちょっとした因縁のあった鎮馬だが、用意周到な準備によって法律を縦にし、眼帯の男たちの退去に成功する。そして深月は、姉を殺した真犯人を突き止めてほしいという依頼を鎮馬にするのだった。
その場で裁判と罰を決めることができるシステムの中で巻き起こるサスペンス漫画。法律によって戦うといういい設定なのだが、その法律の範囲や制限を都合のいいように改変できるので、事件解決の納得感はあまりない。

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