マイコンランデブー

作者 | おおやま黎 |
掲載誌 | 月刊少年マガジン |
掲載期間 | 1985年4月号~1985年9月号 |
話数 | 全11話 |
巻数 | 全2巻 |
設定 | ★★ |
キャラ | ★★ |
ネーム | ★★★ |
画力 | ★★★ |
『おかしいなー 音響カプラの混線かな?』
作品解説
中学生の今村浩は、マイコンでゲームをやるのが趣味だった。また、アイドルの石川なおみも趣味でマイコンをやっていたのだが、ある時、浩となおみのマイコンが原因不明でつながり、通信ができるようになってしまう。お互いに通信をやり取りする仲になっていたおり、なおみが誘拐されてしまう事件が発生する。しかし、マイコンのデータを元に、なおみの居場所をつきとめた浩は、見事になおみを救出する。そこで初めて出会った二人は、その後も頻繁に会うことになるのだった。
まだマイコン(パソコンの昔の呼称)が一般化していない頃の作品で、マイコンの役割は、要するにドラえもんの秘密道具のような扱いになっている。また、アイドルが本物のアイドルでいられた時代でもあり、アイドルと話ができること自体が夢のような出来事として描かれているのは、お金次第で会話はおろか握手もできる現在とは隔世の感がある。作者のデビュー作。
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