極道くん

作者水島新司
掲載誌週刊少年マガジン
掲載期間 1984年42号~1986年52号
話数全112話
巻数全14巻
設定★★★
キャラ ★★★
ネーム★★★
画力★★★★

『ドスはいつでもにぎれる… しかし あのバットは今しか そう青春の今しかにぎれる時ァねえんだ』

作品解説

極道を目指している地元でも有名な問題児・京極道太郎は、ひょんなことからヤクザの親分に野球の素質を見初められ、高校で野球をやることを薦められる。清正高校の野球部に入部した道太郎は、同じ1年生の埴輪進一と、いつも球拾いをしている日々であった。そのつまらなさに部活を辞めようとしたこともあったが、ある時、レギュラー全員が食あたりにあい、埴輪と共に試合に出場する機会を得るのであった。
極道を目指しているというわりには、あまり感情的ではないキャラになっている。ケンカッ早い不良キャラが野球をやるという設定が人気だったので、ならばこちらはその上だ(極道=滅多なことではケンカなどしない)という、対抗意識があったのかもしれない。たけし軍団をもじったキャラがたくさん登場するのも面白い。

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