スリル博士
作者 | 手塚治虫 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
掲載期間 | 1959年1号~1959年23号 |
話数 | 全23話 |
巻数 | 全1巻 |
設定 | ★★★ |
キャラ | ★★ |
ネーム | ★★★ |
画力 | ★★★ |
『こまったもんじゃのう 日本じゅうスリラーばやりじゃ』
作品解説
ヒンズー国から国王が来日するのだが、国王を爆死させるという予告が届く。一方、秘書官のアブクは街中で腹痛になり、たまたま居合わせたスリル博士とその息子のケン太に介抱される。アブクの腹の中に時限爆弾が入れられていることを知ったスリル博士は、アブクの手術を行う。また、ケン太はその犯人を見つけ出して追跡するのだった。
タイトルは内容も決まっていない時に先行で決めたらしく、「スリル博士」の息子が実質の主人公のサスペンス漫画。初の週刊連載雑誌ということで気合も入っていたのだろうが、かなり凝ったストーリーで始まる。当時人気だったヒッチコック映画の影響がある。1話完結が当たり前だった漫画業界において、初めての週刊連載ということで、事件の連鎖がなかば無理やり繋がっているところに初めての形態に試行錯誤している感じがわかる。
関連作品 | ー | 連想作品 | ー |
前作 | ー | 次作 | 『0マン』 |
愛蔵版 | 復刻版 | 文庫版 | 完全版 |
---|---|---|---|
全1巻 | 全2巻 | 全1巻 | 全1巻 |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません