魔女に捧げるトリック

作者 | 渡辺静 |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
掲載期間 | 2020年39号~2021年19号 |
話数 | 全31話 |
巻数 | 全4巻 |
設定 | ★★★ |
キャラ | ★★ |
ネーム | ★★★ |
画力 | ★★★ |
『自分の生き方を決められるのは…神様でも教会でも怪しい壺でもない 自分自身だけだ!!』
作品解説
小さい頃から天才マジシャンとして活躍してきた針井マキトは、死んでしまった母親に会いたいがために、本当の魔法の使える世界に憧れていた。そんなマキトは、マジシャンを引退することを決めて最後の舞台に立つも、最後の炎からの脱出のマジックの時に、本当の炎に焼かれて死を覚悟する。しかし目覚めたマキトは、中世のヨーロッパの世界にいて、自分の夢がかなったと思うのであった。だがその世界は、本当の中世のヨーロッパであり、魔法ではなく悪名高い魔女狩りの行われていた時代だった。そんな世界で魔女の烙印を押されて火あぶりの刑に処されることが決まっているミアと出会ったマキトは、心の優しいミアを救うため、自分のマジックの技術を使ってミアを群衆の面前で助け出す。そのマジックを見ていた民衆は、信じられない出来事を起こしたマキトを悪魔と恐れるのであった。
中世のヨーロッパにタイムスリップしてしまったマジシャンが、マジックで民衆を欺いていくというサスペンス漫画。現在のマジックは、技術によって支えられている部分も大きいので、それらがない中でどういったマジックを見せていくのかがポイントになると思う。
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