ラフ

栄泉高校に入学した大和圭介は、関和明ら5人と同じ寮で暮らすことになる。中学時代にクロールの有名選手だった圭介は、当然ながら水泳部に入るのだが、クロールに限界を感じ平泳ぎに転向してしまう。一方、男子達に絶大な人気を誇る、同じ水泳部の女子飛び込みの二ノ宮亜美からは、なぜか“人殺し”呼ばわりされる圭介であった。
高校の水泳部を舞台にしたラブコメ漫画。大ヒット作『タッチ』の次作だが、特に肩に力が入っているわけでもなく、いつもの感じなのが作者らしい。水着姿の女の子を出すために舞台を水泳部にしたのかもしれないが、スポーツとして一番ドラマチックに描かれているのは、脇であるはずの野球部なのは仕方がないのだろう。