なれの果ての僕ら

内海八重
週刊少年マガジン
2020年7号~2020年48号
全74話
全8巻
デスゲーム/学園/真相
前作次作
新海綴の読解録

『みんなどこまで 善人でいられるかな?』

あらすじ

高校生のネズは、彼女である未来とともに、小学校時代の6年2組の同窓会に出席するために小学校までやってくる。そこには久しぶりに会う仲間たちがいて、みんなでそれぞれに楽しく話していたとき、掃除道具のロッカーから、この同窓会を首謀したみきおが突然現れる。驚きつつも久しぶりの再会を喜ぶネズだったが、一人だけ来ていない人物がいることがわかると、みきおはすでに来ていると言い出す。そしてみきおが示す先には、バラバラの死体となった人が見つかる。同窓会に来ないといったから殺したというみきおに騒然とするみんなの前で、みきおは銃を取り出して全員にゲームへの参加を要請する。逃げようとした人は、あらかじめ仕掛けられた罠によって命を絶たれてしまう状況に、ネズをはじめとした全員は、みきおのいうことを聞かなければいけない状態になるのであった。

ポイント おすすめ度:★★★

・首謀者の正体が同じ同級生の人間とはっきりしていて潔いが、リアルが強すぎて不快感が増してしまう
・普通の人間一人対多数という構図なので、何とかできるだろうと思ってしまいシラケる
・主人公に彼女がいて性的な関係も持っているというのが、何気に珍しい