嘘月　－ウソツキ－

吸血鬼と人間のハーフであるダンピールの月城蒼は、その素性を隠して普通の高校生として生活していた。蒼は、中学から一緒のクラスメイト柏木千鶴に恋をしているのだが、その柏木は上級生の椎名のことが好きだった。蒼は柏木のその気持ちを知っていながらも自分の気持ちを抑えることが出来すにいて、「誘惑」という吸血鬼の力を使えば柏木を意のままにすることも可能なのだが、それだけは絶対にしないと決めていた。しかしある日、飛んできた野球ボールから柏木を守るために偶然にも、その力を使ってしまい、柏木は蒼のことを好きになってしまう。蒼は自分が望んでいた展開になるも、力を使った結果であることに葛藤するのであった。

・特殊能力を使えば両思いになるのに、あえて使わない焦らし展開
・きれいで見やすい画
・吸血鬼の謎で引っ張る