透明人間の作り方

退屈な毎日を過ごす高校生の斉藤真二は、その退屈を紛らわすためにさまざまな悪戯をしていたが、退屈であることに変わりはなかった。そんなイライラが募った真二は、些細なことでクラスメイトと揉めてしまい、みんなと顔を合わせずらいと思っていた時に、携帯に『透明人間の作り方』という内容のメールが届く。自暴自棄な態度で返信をした真二だったが、特に何も起こらなかった。しかし、次の日からミキと名乗る女に付きまとわれることになった真二は、段々と周りのみんなから真二の記憶がなくなっていっていることに気づく。ミキも同じ経緯で透明人間になった人であり、透明人間になると、周りの人間からその存在自体が消されてしまうということを知る真二だった。
ドラえもんの「石ころ帽子」のように存在が気にならなくなるという透明人間になってしまうというファンタジードラマ漫画。