今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね

大の掃除好きの高校生・神城卓は、幼馴染で同じクラスの花園魅香のことが好きなのだが、勇気がなくて思いを告げられずにいた。そんなある日の夜、自分の家の前で男女がトラブっていたのを見た神城は、諌めようと声をかけると、感染するからよるなと男に言われた後、気がつくとベッドで朝を迎えていた。その日に告白すると決めていた神城は、魅香を屋上に呼び出すのだが、神城には告白することよりも魅香に対する殺意の方が抑えきれない状態だった。たまたまそこにいた男子も殺そうと殴りかかると、魅香に止められてそのパンチが床に当たると、屋上は崩壊してしまう。人間とは思えない力と、抑えきれない殺意を持った神城は、嫌がおうにもその秘密を巡るトラブルに巻き込まれいくのであった。
殺意を持ってしまった主人公のサスペンス漫画。作者のデビュー作。