青春相関図

高校生の七崎青と二階堂春は、みんなに内緒でこっそりと付き合っていた。そんなある日、クラスの人間関係で悩んでいたらしい春が、飛び降り自殺をして意識不明の重体になってしまう。その自殺未遂について、いろいろとクラス内で噂が流れる中、青は自分のロッカーに人物相関図が書かれた紙を見つける。そして、春の一番の親友だと思われていた日南が、実は自作自演までして春を貶めようとしていたことがわかり、転校してきて間もない青は、クラス内には複雑な人間関係が存在していることを知る。そして、春を自殺未遂まで追い込んだ人間を探し出すために、青は嫌われるのを覚悟で、その人間関係を暴いていくのであった。
高校生のクラスの人間関係を暴いていくという学園ミステリー漫画。それにしてもこの原作者は、前作もそうだが、学生時代によほどの暗黒を経験したのだろうか。