鉄楽レトラ

中学入学時はバスケ経験者としてバスケ部で持ち上げられていた一ノ瀬鉄宇だったが、次第に周りに追い抜かれ、自分の居場所を失った鉄宇は、それ以来不登校になってしまった。そして、現実から逃げるように家から遠く離れた高校へ進学した鉄宇は、なるべく人と関わらないように学校生活を送ろうとしていた。下校時に、その高校に行きたいというおばあさんと会った鉄宇は、おばあさんを高校まで案内する。その道中、おばあさんがその高校で女子バスケの試合をしている孫にお守りを持っていくところだと聞いた鉄宇は、そのお守りがかつて自分の履いていたバスケシューズだと気づく。昔、バスケを辞めようと決意した鉄宇がバッシュを捨てようとした時に、偶然会った女子が同じように悩んでいたことで、鉄宇はその女子を元気づけようと色々と話、その中でそのバッシュをあげたことを思い出す。そして、その女子は、そのバッシュをお守りに女子バスケの選手として活躍していたことを鉄宇は知るのであった。
青春ドラマ漫画。