女子高生刑事デカ 白石ひなた

高校生の白石ひなたの住む街では、皮をはがされたバラバラ殺人事件が連続して起きていた。その事件の捜査をする刑事・能和クロウの前に現れたひなたは、状況を分析して犯人のプロファイリングを行う。その凄さに驚くクロウだったが、ひなたはちょっとすると殺人現場で気分が悪くなるような普通の女子高生になってしまう。ひなたは、心臓病の治療のために心臓移植を受けており、その元の心臓の持ち主が刑事であり、ある言葉がきっかけで人格が変わってしまう体質の持ち主だった。元々女好きだったクロウは、そんなひなたをすっかり気に入り、事件の捜査に同行させるようになる。そして、人格の変わったひなたは、見事な推理で殺人事件の犯人を特定してしまうのだった。
二重人格の女子高生が事件を解決するミステリー漫画。作者のデビュー作。