ふれるときこえる

バスケに打ち込む高校生・泉澤噪のクラスに、マスクに手袋をした変わった女子の長永さとりが転校してくる。その昼休みに、友達の白瀬拓海と結川美桜と噪の三人でバスケをしていた時、ルーズボールが偶然歩いていたさとりに当たって、さとりは倒れてしまう。その時にさとりに触れた噪は、それ以来、直に肌で触れると相手の心の声が聞こえるようになってしまう。それは、長永さとりが持っている特異な体質であり、さとりが操に恋してしまったためにその能力を感染させてしまったのだと言う。さとりが操のことを諦めたら元に戻るらしく、操の恋を成就させることで自分の恋心を絶つ努力をするというさとりだったが、心の声が聞こえるようになった噪の恋も前途多難なのであった。
心の声が聞こえるという能力で展開する恋愛漫画。