キックス メガミックス

転校生の阿加木太一は、その長身と怪力で不良たちに目をつけられるが、太一の圧倒的なパワーで寄せ付けなかった。一方、その高校には子供を守って事故で死んでしまった千葉先輩というテコンドーの伝説の選手がかつて存在し、道場に飾ってあるその千葉の写真が笑うという噂があった。たまたま道場にきて、自分とそっくりの写真を見た太一は、写真から出てきた何かに体を乗っ取られてしまう。それは千葉の霊であり、そっくりな太一の体に入れることがわかった千葉は、伝説とは真逆な行動で女子にセクハラばかりするのであった。納得のいかない太一は、成仏のためだと千葉の口車に乗せられて、テコンドーをやるようになる。しかし太一は、千葉も驚くほどのテコンドーの才能を持っていたのだった。
幽霊のせいでテコンドーを始めることになるテコンドー漫画。作者のデビュー作。