ブラック・ジャック創作秘話　～手塚治虫の仕事場から～

スランプ中の手塚治虫に、チャンピオンの名物編集長・壁村耐三が連載を依頼し、名作『ブラック・ジャック』が連載され大人気をはくす。そんな中、ある回がもうすぐ仕上がるという時、今回の出来を手塚に聞かれたアシスタントがイマイチという感想を言うと、手塚は書き直しを決意する。もう締め切りが迫っている中での決断に、ある編集者は壁に穴があくほど強く壁を殴りつける。しかし手塚は、言っていたとおりに8時間で新たな回を書き終えてしまうのだった。
マンガの神様・手塚治虫の数々のエピソードを漫画化した実録漫画家マンガ。手塚治虫の天才たる所以が見えて面白い。