怪奇千万!十五郎

作者川久保栄二
掲載誌週刊少年サンデー
掲載期間2004年3号~2004年20号
話数全17話
巻数全2巻
設定★★
キャラ ★★
ネーム
画力★★

『「人間は真実より奇なり」ってことだ。』

作品解説

警視庁のエリート刑事・松嶋桜は、近頃頻繁に発生する不可解な感電死事件の解決のために、八雲蘭学塾塾長である八雲十五郎の意見を仰ぐよう指示を受ける。江戸時代より続く八雲蘭学塾の15代目である十五郎は、知能指数が計れないほどに高く、総理大臣や警視総監などにも顔が利き、ことある毎に陰ながら知恵を授けていたのだった。しかし、そんな十五郎はまだ中学生であり、松嶋はにわかには信じられなかった。そんな中、容疑者である男に松嶋の殺害を依頼した十五郎は、その過程でその男が相手を感電死させる能力の正体を暴く。なんとか死なずにすんだ松嶋だったが、不可思議な事件が起こる度に、十五郎の協力を仰がねばならなくなるのだった。
ミステリーものなのだが、謎解きがあまりにも現実離れしているので、解決によるカタルシスは微塵もないミステリー漫画。しかも、主人公のキャラが共感できないのでいいところがない。

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前作『医師術!! 十五郎』次作