ハチのす大将

作者ちばてつや
掲載誌週刊少年マガジン
掲載期間1963年1号~1963年21号
話数全20話
巻数全1巻
設定★★
キャラ ★★
ネーム★★★
画力★★★

『これだけの人たちの健康をひとりで三十年もひきうけていたんだから… とうさんという人はえらかった』

作品解説

医者の嵐大介は病院での手術中に、町外れのオンボロ病院の父から電話で手術の協力をお願いされる。渋々手伝った大介だが、お金を受け取らずに街の人たちの面倒を見る父に、現実をもっと見ろと叱責するのだった。しかし、実家でもある病院が火事で焼けてしまうと、再建のために、優勝賞金目当てで誘われていたオートバイのレースに参加を決めるのだった。
『ブラック・ジャック』よりも早く、医者の世界を描いている作品。そこには職業としての医療の難しさなども描かれているのだが、人気回復のためなのか、突然レース漫画になるのも味わい深い。一つのトラブルが解決する前に次々とトラブルが起こるので、満足感が足りない。

関連作品連想作品ごろんぼ医者
前作ちかいの魔球次作紫電改のタカ
コダマプレス版 虫コミック版 全集版
全2巻全1巻 全1巻