黒い野牛

作者堀江卓
掲載誌週刊少年マガジン
掲載期間1961年35号~1961年52号
話数全18話
巻数全1巻
設定★★★
キャラ ★★
ネーム★★
画力★★

『新しくうまれかわる日本に忍者はいらぬ』

作品解説

幕末の動乱で、忍者たちは小五郎を残して伊賀も甲賀もすべて死んでしまった。するとそこにアメリカの原住民が現れて、小五郎はアメリカにくる運命だという。その言葉に従いアメリカに渡った小五郎は、自分の胸に彫ってあるのと同じ野牛のマークを使うゼミナール族と会う。そしてゼミナール族は、次の酋長は酋長の血を引いている小五郎がなるべきだというのだった。小五郎は“黒い野牛”という名前を持ちゼミナール族の一員になり、ゼミナール族の仕業に見せて白人たちを殺している謎の一団の正体を探るとともに、ゼミナール族を目の仇にする白人たちとの三つ巴の戦いに身を投じていくのであった。
忍者がアメリカの西部に渡って活躍するという白人酋長な設定の西部劇アクション漫画。忍者と西部劇の合体というアイデアは抜群だが、中身に活かされていない。

関連作品連想作品伊賀の影丸
前作次作『隠密剣士』