未確認少年ゲドー

生き物に好奇心を抱く女子高生・結城讃良は、ある夕立の帰り道、見たこともない奇妙な生物を見つける。驚いている讃良に声をかけてきたのは、外堂祭門と名乗る、これまた奇妙な顔の人だった。祭門は、その生物のことを知っており、怪我をしているので医者として治すのだという。にわかには信じられない讃良だったが、実は祭門自身が頭と胴体部分で分かれる二匹の生物でできている人間ではない生物だと知り、気を失ってしまう。悪い夢を見たと思う讃良は、再び祭門に会うことになってしまうが、昨日見た生物が元気になっているのを見て、未確認生物専門の医師であるという祭門のことを受け入れるのであった。
変な生き物がたくさんでてくるファンタジーコメディ漫画。生きもの自体は変な物ばかりだが、生物学的にはそれなりにしっかりとした知識に基づいた話が多い。