風の柔士

作者 真船一雄
掲載誌週刊少年マガジン
掲載期間2002年29号~2002年48号
話数全19話
巻数全2巻
設定★★★
キャラ ★★★
ネーム★★★
画力★★★★

『おのれの身を捨てる覚悟がなければ 大事を成すことなどできぬものよ』

作品解説

明治時代、柔術の決闘が街中で頻繁に行われており、どちらかを死に至らしめるその決闘に柔術家の矢野浩は辟易していた。その決闘で負けなしの天神流の森次昇馬は、廻船問屋の島に道場の建設を願い出るのだが、島は別の人物にお金を出すことを決めているといって断るのだった。その人物こそが矢野浩であることを知った森次は、早速仕合いを申し出るが、矢野は自分は強くないといって仕合いを断る。そんな中、矢野の唯一の弟子である雄次郎が森次の弟子と揉めたことで、森次は雄次郎を人質にして矢野を呼び出し、無理やり仕合い行う。森次は圧倒的な力で押すのだが、矢野は相手の力を利用して一瞬にして森次を投げ飛ばしてしまう。そして矢野は、このような無益な闘いをなくすために柔術を統一するという目標を掲げるのであった。
『姿三四郎』を原作とした柔道漫画。

関連作品連想作品姿 三四郎
前作雷神 ~Rising~次作