闘犬カイキオー

作者 木村えいじ
掲載誌月刊少年マガジン
掲載期間 1975年10月号~1976年12月号
話数全15話
巻数全3巻
設定★★
キャラ ★★
ネーム★★
画力★★★

『土佐闘犬はの 人間がたのしみのためにつくりあげた犬じゃ あわれな宿命よのう』

作品解説

オサムは、知り合いである作やんの神風号と飛竜号の闘犬の試合を見ていた。お互いに一歩もひかない勝負であったが、飛竜号が神風号の喉に咬みつき、作やんはあやまりを入れるのだが、なかなか離さない飛竜号に、ついに神風号は死んでしまう。飛竜号の持ち主であり、闘犬協会の理事である飛田に食って掛かるオサムだが、闘犬の宿命だからしょうがないと作やんになだめられる。しかしその時、飛田が言ったオサムのじいさんがかつて闘犬を飼っていたという話が気になり、オサムが家の中をあさると、闘犬カイキオーの写真が出てくる。じいさんに話をきくと、かつてカイキオーという闘犬の横綱を飼っていたが、戦争の際に殺害命令が出て、殺すくらいならと山に捨てたということだった。オサムは、そのカイキオーの子孫がまだ山に暮していると信じて、一人で山に探しに入るのであった。
現在ではいろいろとクレームの嵐になるであろう、闘犬漫画。必殺技とかはない、地味な感じ。

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