1・2の三四郎

作者 小林まこと
掲載誌週刊少年マガジン
掲載期間 1978年46号~1983年11号
話数全201話
巻数全20巻
設定★★★
キャラ ★★★★★
ネーム★★★★
画力★★★

『なんとかなる 勝ってみせるさ』

作品解説

天竜学園に転校してきた北条志乃は、偶然出会った同じ学校の三四郎と、何かと一緒になり、そして毎回ケンカしていた。スケベでだらしない三四郎であったが、実は以前はラグビー部のエースで、ある理由で退部していた過去があった。三四郎は、今はひとりで柔道部を名乗って、虎吉や馬之助と道場の使用をめぐって言い争う日々であった。
この作品の大きな特徴は、試合場面などでは緊張感のあるストーリー漫画でありながら、その合間にギャグが散りばめられているという、ストーリー漫画とギャグ漫画がボーダーレスになっているところ。以後の漫画では当たり前の手法になっていくが、この漫画があったからこそ。ギャグに関しても、間で笑いをとるという高等な技術を発明している偉大な作品。作者のデビュー作。

関連作品それいけ岩清水
『1・2の三四郎 2』
『格闘探偵団』
連想作品1・2のアッホ!!
タフネス大地
前作次作シロマダラ
KCSP版 文庫版
全12巻 全12巻