神光援団紳士録

神戸市立神光高校に入学した杉山ヒデキチは、応援団に入部すればチアガール部の女子と付き合えると考えて、応援団に入部する決意をする。そう考える男子生徒はたくさんいて、入部希望者が殺到するのだが、実際の応援団の活動は厳しく、先輩たちの指導も半端なものではなかった。ほとんどの生徒が逃げていく中、ヒデキチは残るのだが、入学早々先輩とケンカしていたり、勝手に太鼓をたたいたりしていたせいもあり、入部を認めてもらえなかった。それでも粘るヒデキチに、先輩の武田は、根性を試すためスズメバチの巣に触れたら入部を許可するという提案をする。バカなヒデキチは、ミツバチの巣と形の違うスズメバチの巣を見て、先輩のハッタリだと思い込み、全力でスズメバチの巣を破壊するのだった。こうしてヒデキチは、なんとか応援団に入部させてもらえるのだった。
応援団を舞台にした学園コメディ漫画。作者のデビュー作。