MMバタフライ

作者石川けんじ
掲載誌月刊少年マガジン
掲載期間 1998年1月号~1999年3月号
話数全15話
巻数全4巻
設定★★★
キャラ ★★★
ネーム★★★
画力★★★

『こんな私でも 水の中では蝶になれるし ちいさいからこそ 軽やかに 飛ぶように』

作品解説

女子バタフライのオリンピック選考会で、確実視されていた太川と天竺桂に割って入って2位になったのは、無名の菊地まどかだった。まどかは太川と同じスイミングクラブであり、仲良しの二人でオリンピックに出れることを喜んでいたが、結果的には水泳協会に影響力のある天竺桂が選ばれることになる。納得のいかないままオリンピックに向かった太川は、記録が伸びずに100mは予選で敗退してしまう。そこでまどかは国際電話をかけて太川を励まし、同じ時刻にまどかも日本で泳ぐことを約束する。そして200mでは、本来の力を出した太川が決勝進出を決めるのだが、同じ時間に同じ距離を泳いだまどかは、非公式ながらも日本新記録のタイムで泳いでいたのだった。
女子のバタフライを題材とした水泳漫画。女子の水泳といえば、水着姿が売りになるところだが、この作品ではそっち方面のサービスは全くない。

関連作品連想作品ドルヒラ
前作ザ・柔道マン次作其の七の者