龍狼伝

中国への修学旅行にいく天地志狼らの生徒が乗った飛行機が乱気流に巻き込まれると、雲の中から竜が現れ、志狼と一緒にいた泉真澄が竜に飲み込まれ、飛行機から消えてしまう。そして竜は、志狼と真澄を207年の三国志の真っ只中の中国へ送り込む。最初は信じられない二人だったが、血の匂いなどから次第に現実だと受け止める。戦いの最中、志狼の額にあるホクロを見た劉備の軍師・単福は、天運の相であるこの志狼が、劉備の救世主になると感じ、志狼を敵の攻撃から身を挺して守る。その傷が致命傷となった単福は、劉備に志狼を代わりの軍師とすることを提案して命果てる。戦いの経緯を知っている志狼は、その知識を活かして劉備の軍師となるのだった。
タイムスリップで幕を開ける三国志漫画。長期連載となる。作者のデビュー作。