月光条例

作者藤田和日郎
掲載誌週刊少年サンデー
掲載期間2008年17号~2014年19号
話数全286話
巻数全29巻
設定★★★
キャラ ★★★★★
ネーム★★★★★
画力★★★★

『青き月光でねじれた「おとぎばなし」は 猛き月光で正されねばならない。』

作品解説

何十年かに一度、月の光が青くなる「月打」があると、おとぎばなしの世界がおかしくなる。そしてまさに「月打」があり、『鉢かづき姫』の登場人物たちは、本来の話と違って主人公・鉢かづき姫を襲ってくる。鉢かづき姫は、その鉢の為に月の光りの影響を受けないので、使者としての役割を与えられており、現実の人間界へと助けを求めにやってくる。そして、人間界で『鉢かづき姫』を読んでいた演劇部というあだ名の女子高生と、一緒にいた幼馴染である岩崎月光の前に、鉢かづき姫とそれを追う狂った姉達が本の中から現れる。そのとき、鉢かづき姫と岩崎が出会い頭にぶつかった拍子に、岩崎の顔に「月光条例」の極印が刻まれ、奇しくも岩崎がおとぎばなしの世界を正す「月光条例」執行者となる。 狂った姉達は、執行者となった岩崎を襲うのだが、自ら武器に変化した鉢かづき姫を使って、岩崎は姉達を倒す。『鉢かづき姫』は元の物語に戻ったのだが、いろいろな御伽噺が狂い始めており、岩崎はそれらの狂った登場人物たちを倒す戦いに巻き込まれることになるのだった。
おとぎ話の登場人物が狂って襲ってくるというバトル漫画。

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