天下一大物伝

作者 大島やすいち
原作者 梶原一騎
掲載誌週刊少年サンデー
掲載期間 1975年29号~1977年16号
話数全88話
巻数全8巻
設定★★
キャラ ★★★★★
ネーム★★★
画力★★★★★

『おのれのつごうなんぞヌキ! ただひたすら愛する人の幸福にはよろこび 不幸には泣くものたい!』

作品解説

無双大介は、やることがハチャメチャで小倉では二代目無法松として有名であった。更には、テレビで見たアイドル歌手の明日香ルミに惚れ、コンサート中に舞台まで行き求婚を迫るという傍若無人ぶり。その行為をマスコミなどでバカにされた大介は、有言実行を示すべく、ルミを追うため、またマスコミに抗議に行くために東京へ出て行く。
とにかく破天荒で自分の気持ちに正直な主人公は、マスコミに批判的な部分など、当時の原作者自身の投影が(妄想も含めて)かなり入っていると思われる。アイドルに付きまとう感じなど、ストーカーの先駆けでもある。

関連作品連想作品愛と誠
前作 『キャッチマン』 次作おやこ刑事
徳間書店版
全6巻