ドカベン プロ野球編

作者 水島新司
掲載誌週刊少年チャンピオン
掲載期間1995年15号~2004年4・5号
話数全425話
巻数全52巻
設定★★★★
キャラ ★★★★★
ネーム★★★★
画力★★★

『おれ3年間 こんな凄い奴とバッテリー組んでたんだな…』

作品解説

明訓高校の卒業を控えた山田らメンバーは、ドラフト会議を待つことになる。山田は10球団から1位指名を受けて、抽選で西部ライオンズが交渉権を得る。一方、長島と王という二大スターが監督の巨人とダイエーから1位指名を受けた岩鬼は、ダイエーが指名権を得る。また、里中は千葉ロッテ、殿馬はオリックス、微笑も巨人に指名され、同じ高校から5人もの選手がプロ野球の世界へいくこととなる。そして、キャンプが始まり、チームメイトだった5人が敵同士として戦うプロでの勝負が始まるのであった。
作者の中では現実の選手である山田太郎たちなので、当然プロ野球にいくのが当たり前であり、それを描いたプロ野球漫画。さすがは野球漫画の神様が描くだけあって、そのリアルさと虚構のバランスが素晴らしく、本当に山田たちがプロ野球の世界に入ってきた感動がある。がしかし、プロの世界では試合の勝負という点で緊張感に欠けるのが少年誌としては痛い。

関連作品ドカベン
大甲子園
スーパースターズ編
ドリームトーナメント編
連想作品光の小次郎
前作おはようKジロー次作スーパースターズ編
文庫版
全26巻