壬生義士伝

作者ながやす巧
原作者浅田次郎
掲載誌別冊少年マガジン
掲載期間2010年2月号~2012年3月号
話数全ー話
巻数全4巻
設定★★★
キャラ ★★★
ネーム★★★★
画力★★★★★

『わしは死にたがねッ! 死ぬ事が武士の誉れだれば わしは侍など返上するでば』

作品解説

慶応四年、鳥羽・伏見の戦いに敗れ、幕府軍は総崩れの様相を呈している中、新選組も多くの戦死者を出した。ある雪の降る夜、新選組から独り離脱した吉村貫一郎は、満身創痍の身を引きずりながら故郷を目指す途中、偶然にもかつての主家である南部藩の大坂蔵屋敷へと辿り着く。保護を求める吉村に対し、差配役で吉村の旧友でも会った大野次郎右衛門は、周りの目もある故にひとまず屋敷の中庭に入れる。かつて脱藩した吉村に、屋敷の者たちは冷たい態度をとるのだが、態度こそ物腰柔らかい大野も、吉村に切腹を命じるのであった。
ベストセラー小説をコミカライズした時代物漫画。最初の掲載誌が廃刊してしまったために、別冊マガジンで再掲載となった。

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角川書店版 ホーム社版
全2巻既刊9巻