爆音伝説 カブラギ

横浜の暴走族・爆音小僧の十五代目が引退して、新たに十六代目が生まれたという噂がヤンキーたちの間で流れていた。そんな中、不良の巣窟として知られる聖蘭高校に転校生・鏑木阿丸がバイクのCB400に乗ってやってくる。不良たちは、そんな生意気な転校生に対して、当然のように集団で暴行を働くのだが、鏑木は逆に全員を倒してしまう。そして、1年のトップである菊川富弥也が出てきてケンカになるところだったが、先輩達が出てきてケンカを止める。その先輩とタイマン勝負で勝った鏑木こそが、爆音小僧の十六代目であり、鏑木に反抗することはOB全員を敵に回すことだと脅すのだった。
暴走族の抗争を描いたケンカ漫画。かなり時代遅れ感の強い暴走族ものであるが、作画がきれいで今風（エグザイル風）にしていることでよい効果を出している。