男どアホウ甲子園

作者 水島新司
原作者 佐々木守
掲載誌週刊少年サンデー
掲載期間1970年8号~1974年30号
1974年34号~1975年9号
話数全253話
巻数全28巻
設定★★★
キャラ ★★★★★
ネーム★★★★
画力★★★

『甲子園 甲子園というな こんな けったいな名まえつけくさって』

作品解説

甲子園球場の近くに住む藤村家に、待望の長男が生まれた。野球キチガイの祖父・藤村球之進によって甲子園と名前をつけられた少年は、高校野球の名門である明和高校へ進学するつもりであったが、学力が追いつかず試験に落ちてしまう。しかたなく南波高校へ入学するが、野球部はやる気のない部になっていた。しかし、藤村はあきらめずに甲子園を目指すのだった。
『巨人の星』 の野球描写の荒唐無稽さにいらだっていた作者が、野球愛を注ぎ込んだ水島野球漫画の原点作品。しかし、甲子園という漫画らしい馬鹿げた名前が、のちに現実に現れ、更に変な名前がたくさん現れることはさすがに予想できなかっただろう。

関連作品一球さん
大甲子園
スーパースターズ編
ドリームトーナメント編
連想作品巨人の星
前作次作 『銭っ子』
文庫版
全18巻